量産型少女+

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2016 7.27「ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団」

 長いこと放置してました。ゲームは相変わらず遊んでます。

今日は日本一ソフトウェアさんから発売されたPS vita用ソフト

「ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団」のレビューと、紹介みたいなのを書きたいと思います。

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ストーリー

ルフラン市にあるという地下迷宮。迷宮に挑み帰ってきたものはすぐに逃げ帰ってきた数人だけ。この前人未到の迷宮を攻略すべく、夕闇の魔女ドロニアと弟子のルカがル・フラン市にやってくるところから始まります。主人公は、この迷宮から唯一帰還したと言われる男が残したとされる本、「妖路歴程」。迷宮は瘴気で満ちており、常人が入ればすぐに死んでしまうため、妖路歴程と人形兵を使って探索していくことになります。

 今作は正直ストーリーはあまり気にしていなかったのですが、結論から言えば、かなり良かったです。見た目からは想像出来ないですが、ダークファンタジーで重たいストーリー展開でした。しかし、ちゃんと緊張と緩みのパターンが出来ており、笑いあり涙ありで最後まで飽きずに進めることが出来る。特に最後は燃えました。

 

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 本作はいわゆるウィザードリィ系のDRPG。ダンジョンをズイズイ進んでそのマップのボスを目指します。今作は移動が十字キーと○ボタンで、十字キーだと扉で引っかかって面倒だなぁと最初は思ったのですが、○ボダンメインにすると思ったより快適に動けました。というか○で動くのが前提ぽい作りです。

 DRPGって結構ぐちゃぐちゃしていて、隣のフロアに行きたいのに、随分遠回りしないと駄目って場合があってうんざりすることも多いのですが、ルフランは面白いことに壁が壊せるんです。

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右側の壁壊しをすると・・・

f:id:zabuton1945:20160727142221j:plainいやー便利です。左上のリインフォースを消費して壊すので無限に出来るわけではないですし、リインフォースは他のことでも使うので、そのへんはしっかり考えないと後で泣きを見ます。泥の脱出口を2つ作る分は残しておきたいです。

ダンジョンの移動などに関してはかなり好感を持てました。

 

戦闘

戦闘は少しややこしい、というか聞き慣れない単語が出てくるのでわかりづらいんですが、カヴンという小隊単位で行動します。

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左側の結魂書というものがないと、小隊を組むことができず小隊の人数もこの結魂書に依存します。魔法も結魂書依存なので、魔法使いだから魔法のスキルを覚える!とかではないので注意です。

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右側のリストがこの結魂書が使用できるドナム(いわゆる魔法やスキルの総称)。

これらの小隊を5つ作って戦闘に挑むわけですが、これを考えるのも結構楽しい。このキャラここに置きたいけど、ドナムがなーとか、この構成だと後衛だから合わないなーなど。

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前衛後衛の組み合わせで、陣形というものが発動して、クリティカルアップ、ドナム力アップなどのバフがつくので、相手の行動に対応して陣形を変えていくことも必要になってきます。でも大体は攻撃特化かドナム力特化になってた気がします(脳筋

キャラクリエイト

最大40名の旅団を構成する人形兵のクリエイト。それぞれ個性のある8つのジョブから選びます。

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外見は一つのジョブで3つ選ぶことが出来ます。最初は2つですが、冒険の途中でクエストや宝箱で見つける事ができます。

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クリエイトできる範囲は結構限られていて、見た目と声と性格位です。性格は装備適正に関係するようですが、あんまり気にしないでよさ気。取り返しの付かない要素は因果数だけ。ほかはあとでなんとか出来ます。因果数はいまいち分かってないんですが、色々なところで関係してくるみたいです。

 作ったキャラクターは魂移し(転生)させることでアニマクラリティが上がり、レベルアップ時に上がるステータスに補正がかかり同じレベルでもかなりの差がついてきます。おまけにスキルを最大8個引き継ぐことができるので、さいつよに作りたかったら、あっちこっちのジョブを経由してスキルを引き継ぎつつアニマクラリティを上げていくことになります(同じジョブにも転生出来る)。終盤の敵は装備とアニマクラリティをしっかり上げていかないと結構キツイので、こまめにやっていくことをオススメします。

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総評

PSVita専用ソフト「ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団」

クリア時間(EX含め)105時間

 良い点

 最近プレイしたVitaのソフトでは一番。ほかのDRPGと比べても凄く遊びやすく面白かった。発売当初は戦闘が若干もっさり(敵の全体攻撃などが、ドンドンドンと来て欲しいものが、ドン  ドン  ドン   とくるため、こちらの前衛の人数が多いことも合わさってものすごく遅かった)していたが、先日パッチが辺りそれも解消されているので、物凄く良くなった。(私がクリアする前に来て欲しかったが)。

 ストーリーも先が気になるので、どんどん進めたくなる。ただし終盤の敵はしっかりと事前準備していかないとならないので、そのもどかしさがまたゲームを熱くさせていたと思う。クリア後のEXも新キャラが登場するなど、ボリュームもかなりあり、最後まで楽しめた。

 曲も素晴らしく、特にEDで流れてくる「A the ha lluri da~アテハールリダ~(vocal Emi Evans)」はとても良かった。。。演出も相まってとても印象に残っている。限定版のサントラ付き買ってよかったなぁと。タロットカードはいらなかったけど。

 悪い点

 不満点はあまりないが、キャラクリエイトの見た目の少なさ。一つのジュブで3つは少なすぎる。男女満遍なく使う人はあまり気にならないかも知れないが、私のように偏った人間だと、全部女性で固めるので、旅団が同じ見た目だらけになってしまう。そのため最初に作ったキャラ以外はなんとなく愛着も湧きづらい気がした。

 もう一つは弟子のメモ。せめて、どこのマップで手に入るかというヒントくらい書いて欲しかった。どこで手に入るかわからないアイテムを何個もあるマップをシラミ潰しに歩くのは中々骨が折れる。

 

 

ボリューム:5

物語:5

グラフィックス:4

音楽:4

快適さ:4

総点:22点

(各カテゴリ5点満点 総点25点満点)

 

オマケ:序盤は、思わず乳首に目が行くモンスターでレベル上げしました。

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